
交通事故の際に発生する衝撃は、胸や首を痛めてしまう事があります。そしてその痛みは腕や手に痺れをきたします。直接手や腕を痛めていないのにも関わらず、これらの症状は発生してしまうこともあるのです。
発症する主な原因は、事故の衝撃が首の中心部分を通過している「神経根」を圧迫することや、血流障害によって生じた神経根や胸上部の腕神経そうを圧迫することなどが主な原因で、腕や手とは関係無い所に症状を発生させてしまうのです。
つまり、神経が圧迫されてしまうと、強烈に引き伸ばされてしまうような状態になり、その神経が司っているポイントに痛みや痺れを発生させてしまうのです。時にはだるさを伴うこともあります。
症状の度合いは人それぞれです。重度のものから軽度のものまであり、患者様によっては胸部に強烈な痛みを感じてしまわれる方もいらっしゃいます。
尚、痺れは首を後ろに反らすこと等で強まってしまうことが多いとされ、うがいをするときや重いものを持ち上げる時にも発症することがあります。
ですから、高いところを見上げたり、高いところからものを取ったりするなどの行為は、痺れを感じている時は極力行わず、安静にするように努めたいものです。


交通事故の被害で、握力や筋力が低下してしまうこともあります。事務職の方などに多いのですが、長時間のパソコン作業、キーボード入力作業等は、首の根本付近に備わる腕神経の束に痛みを感じてしまっている場合、症状を悪化させます。
ですから、事故後の方は出来るだけパソコンの画面の角度を調節し、姿勢を気にしたり、長時間の作業にならないようにストレッチなどをして、工夫していくことを心がけたいものです。
腕の痺れの原因は、「神経根症型」というむち打ち症の中の症状である事が多いです。
原因として、事故の刺激で首が上下左右に大きく振られ、その際神経根が骨と骨の間に挟まれ、圧迫されます。これが痺れを引き起こすのです。
交通事故の衝撃はこれだけではありません。椎間板のずれ、血液の損傷で血腫が起こった際の近くの神経根の圧迫などにも繋がってしまいます。
これらのどのような症状の場合も神経根症型の症状は発症してしまうといわれています。
実際に症状を患っているかどうかは病院で精密検査をしてもらう必要があり、その際医師の診断書を書いてもらう必要があります。
腕の痺れに一番適している施術は「温存療法」です。身体を傷つけずに自然治癒力を高める事が出来るこの方法は様々で、マッサージや柔術整復、適度な運動、安静にすること等があります。
泉大津のトロイカ整骨院では患者様の神経、または血管にそった鍼治療やマッサージなどの施術を行っており、血行を促進させていきます。この結果、自然治癒力が高まって行く事で痺れやだるさを改善するのです。
痺れや施術に関するお問い合わせも受け付けておりますので、どんなことでもお気軽にお尋ね下さい。